「オリックス・バファローズの歴史 2006年」第71回
テレワークの波が押し寄せる今日この頃。
皆さまはどうお過ごしでしょうか。
皆が元気でいてくれれば私も元気になるので、元気でいてください(直球)
そんなこんなでオリックスの歴史振り返り企画が第2回を迎えます。
本日は2006年を振り返ります。
仰木監督が勇退し、阪神で監督経験がある中村勝弘が後任に。
彼は1990年代に阪神を率い、特に1992年は強固な投手陣と「亀新フィーバー」で
首位争いもした経験がありました( ゚Д゚)
この年のバファローズは前年4位から浮上すべく打線の強化を実施。
巨人を戦力外となった番長・清原和博、そして近鉄最後の4番・中村ノリを獲得。
〈アメリカから来日した中村ノリ。彼が大活躍するのはシーズン最終盤であった〉
投手では前年14勝12敗、200投球回のJPことパウエルが巨人へお引越し( ゚Д゚)
その代わりにロッテから前年11勝を上げたダン・セラフィニを、
そして広島から前年6勝ながら防御率2点台のトム・デイビーを獲得。
そして迎えた開幕戦。
開幕オーダーは……
1 二 塩崎真
2 中 平野恵一
3 左 谷佳知
4 三 中村紀洋
5 指 清原和博
6 一 北川博敏
7 右 ガルシア
8 遊 阿部真宏
9 捕 日高剛
……当時はもの凄くワクワクしたのを鮮明に覚えています( ´艸`)
ノリ・清原のW大砲に、チャンスに強い北川と
2試合連続3本塁打の世界新記録を持つガルシア、さらには前年19本塁打のブランボーと
体調万全なら打率三割当たり前の谷……
まぁ、結局の所この打線は張子の虎であり、
谷は変わらず不振、ガルシア・ブランボー・そして途中加入のグラボースキーは
扇風機と化し、目玉の中村清原NK砲はそろって怪我、と。
セラフィニもバッティングピッチャーと化し、補強というか捕弱に(´;ω;`)
結局この年は52勝81敗3分 .391の5位フィニッシュ。
ワクワクしたのは開幕早々だけで、5月下旬から来期に切り替えていた記憶があります笑
そして2006年最大の目玉はなんとシーズンオフ。
☆中村ノリは契約交渉が揉めにもめ、
結局自由契約になった後は拾われる形で中日ドラゴンズへ。
☆長年チームに貢献してきたヒットメーカー・谷佳知をトレードで巨人へ放出。
代わりに入って来たのは鴨志田・長田と言った実績が一切ない若手であった。
☆前年比較的に活躍していた早川大輔とロッテの捕手・辻俊哉とトレード。
結果、「この年にオリックスから放出した全ての選手が移籍先で大活躍」し、
「オリックスに加入した全ての選手が芽が出ず数年で引退する」と言う
狙っても出来ないような快挙を成し遂げる。まさしくいてまえ打線。
まあ、鴨志田と辻はほんの一瞬だけ活躍したけども……ねぇ。
ほんの数十試合よ?
良い所がまるでなかった2006年。
この暗黒はどこまで続くのか……?
次は2007年です('ω')
2006年個人成績
投手
デイビー
24登板 10勝8敗 防2.62
川越 英隆
24登板 9勝9敗 防3.14
平野 佳寿
26登板 7勝11敗 防3.81
吉井 理人
19登板 7勝9敗 防3.81
萩原 淳
33登板 3勝4敗 防5.14
菊地原 毅
45登板 1勝3敗2セーブ 防3.44
ユウキ
34登板 5勝2敗1セーブ 防3.71
加藤 大輔
61登板 1勝6敗4セーブ 防3.10
大久保 勝信
36登板 0勝3敗15セーブ 防4.67
捕手
日高 剛
率.240(304-73) 1本 29打点
一塁手
北川 博敏
率.290(373-108) 8本 55打点
相川 良太
率.257(175-45) 11本 26打点
二塁手
塩崎 真
率.278(410-114) 9本 31打点
水口 栄二
率.255(243-62) 3本 24打点
三塁手
中村 紀洋
率.232(328-76) 12本 45打点
遊撃手
後藤 光尊
率.269(290-78) 3本 21打点
阿部 真宏
率.217(203-44) 3本 21打点
外野手
谷 佳知
率.267(434-116) 6本 30打点
村松 有人
率.303(400-121) 3本 28打点
大西 宏明
率.272(169-46) 3本 15打点
ガルシア
率.249(301-75) 13本 37打点
指名打者
清原 和博
率.222(203-45) 11本 36打点
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