「オリックス・バファローズの歴史 2009年」第74回
自粛ムードが蔓延する今日この頃。皆さま元気でお過ごしでしょうか(*'▽')
お隣台湾ではプロ野球が開幕するなど安定化が進む中、日本は先が見えず……
今年のプロ野球はどうなるのか、今後も成り行きを見守るしかないですね(´;ω;`)
さて、振り返り企画第五弾。今日は2009年の振り返りですね。
前年(2008年)はカブレラ・ローズのW大砲に充実した若手投手陣の活躍もあり、
合併後初のAクラス(2位)に浮上!
一気に優勝を狙うべく、今年も大型補強を敢行する事になったのです(*'▽')
まず手始めに、前年楽天で.301 18本 99打点と好成績を残した
ホセ・フェルナンデスを獲得!
〈カブレラ・ローズ、ラロッカと実績のある外国人にまさかのフェルナンデス。
ローズが日本人扱いという事もありスタメンに4人展開できる、はずだった…〉
前年結成した「ビッグボーイズ」にまさかの新入りが加入。
スタメンに好成績が見込まれる外国人4人を張るという大胆な戦略が可能に!
そして、長年オリックスに貢献してくれたいぶし銀・村松有人を引き換えに、
近鉄の核弾頭・大村直之をトレードで獲得!数年ぶりの大阪復帰となった。
〈近鉄時代の大村。ある年は中距離打者、ある年は巧打者になる魅力的な1番だった。〉
さらに阪神から外国人右腕のボーグルソンを獲得!
前年の充実した戦力をそのままにフェルナンデスなど上積みを施したオリックスは、
まだ見ぬ優勝へのロードを驀進するはずだった……
そして開幕スタメン。
1 三 ラロッカ
2 中 坂口
3 一 カブレラ
4 左 ローズ
5 指 フェルナンデス
6 右 濱中
7 二 後藤
8 遊 塩崎
9 捕 日高
投 小松
超・超・超重量打線がお披露目された。守備は度外視の打って打って打ちまくる
この年のオリックスの象徴がこの開幕スタメンであった。
……はずが、目玉である外国人打者達がそろいもそろって故障離脱(´;ω;`)
結局外国人打者4人がスタメンに並んだのはたったの6試合であったとさ。
前年の10勝カルテットは崩壊。
前年15勝のエース・小松は極度の不振にあい、まさかの1勝どまり。
山本と近藤は9勝したものの防御率を大きく落とし、
前年から成長したのは後の大エース・金子千尋だけであった(´・ω:;.:...
4月こそ善戦したものの、5月から故障禍がオリックスを襲い、
結局まともに戦力がそろわぬまま終戦。
56勝86敗2分 .394の最下位に沈み、この年で大石監督は辞任。
唯一の光は後半戦のみで7本の本塁打を放った岡田貴弘(後のT-岡田)の
活躍だったなぁ・・・・・・(´;ω;`)
後任に、2005年に阪神を優勝に導いた岡田彰布が監督に就任し、
チームの改革に取り組む事になったのであった……
来年は2010年。岡田新監督1年目の挑戦です。
2009年・主な選手の成績
投手
金子 千尋
32登板 11勝8敗4セーブ 防2.57
近藤 一樹
24登板 9勝12敗 防4.78
山本 省吾
27登板 9勝7敗 防4.23
岸田 護
19登板 10勝4敗 防3.10
平野 佳寿
20登板 3勝12敗 防4.72
小松 聖
17登板 1勝9敗 防7.09
清水 章夫
58登板 1勝2敗 防4.93
大久保 勝信
47登板 2勝1敗1セーブ 防3.07
香月 良太
64登板 3勝3敗 防4.18
加藤 大輔
48登板 4勝4敗13セーブ 防5.23
捕手
日高 剛
率.254(295-75) 5本 34打点
鈴木 郁洋
率.200(140-28) 0本 8打点
内野手
カブレラ
率.314(239-75) 13本 39打点
岡田 貴弘
率.158(139-22) 7本 13打点
山崎 浩司
率.297(246-73) 3本 26打点
後藤 光尊
率.274(208-57) 4本 17打点
阿部 真宏
率.264(148-39) 1本 23打点
フェルナンデス
率.261(410-107) 15本 47打点
ラロッカ
率.287(261-75) 12本 43打点
北川 博敏
率.273(267-73) 2本 31打点
大引 啓次
率.278(349-97) 5本 25打点
外野手
大村 直之
率.291(419-122) 0本 30打点
坂口 智隆
率.317(526-167) 5本 50打点
下山 真二
率.256(285-73) 13本 47打点
小瀬 浩之
率.303(198-60) 0本 11打点
指名打者
ローズ
率.308(295-91) 22本 62打点
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