いつからオリックスが優勝すると錯覚していた?( ̄▽ ̄)

大阪近鉄バファローズ以来のオリックスファンが綴るブログ。
オリックスバファローズになってから一回も優勝していないので、ブログを通じファンとしての喜怒哀楽を垂れ流しにしております( ´艸`)
同じオリックスファンも、この際だからオリックスファンになろうとかいう希少種の方も歓迎いたしますよ!
あああ優勝が見たいなぁ

「オリックス・バファローズの歴史 2013年」第78回

はい。とうとう2013年まで振り返りました。
オリックス・バファローズが誕生してちょうど半分となりましたね。
2005年からの順位の変遷は
4→5→6→2→6→5→4→6とAクラスはわずかに1回。


合併が大失敗だった事が数字にて明らかになりました……
ここまでの長期低迷にはいくつかの理由があると思うのですが、
ファンの体感としては以下の理由があると思います。


・合併当初の岩隈や中村ノリ・大村など目玉の確保失敗
・分配ドラフトで中堅層ばかり確保し、若手を補充しきれなかった
・監督を大体1-2年で交代させ、チームとしての意識が根付かない環境を作った
・合併後のドラフトが悲惨すぎて若手が芽吹かない(一番はコレ)


・・・とまあ挙げればキリがないのですが、こんな所でしょうか( ´艸`)
はよ優勝せよ~


でな訳で2013年。
この年はある意味激動でした・・・


まずはFAでガッツマン平野恵一が電撃復帰!人的保証で左腕の高宮が阪神へ。
その後、ローテの柱である寺原隼人がFAでソフトバンクへ出戻り・・・。
あえて戦力層が厚い環境に身を置く決断をした彼の胸には、九州への愛情が残っていたのでしょうね(*'▽')


ただ、その後に一波乱。
人的保証でSBMの一角・馬原考浩を獲得!これには当時たまげましたね(笑)
当時はケガでリハビリ中であり、怪我人を人的保証で取るとは考えにくかったので・・・


ほかにも巨人の右腕・東野俊などの加入やその他退団はあったのですが、


最大のニュースはキャンプイン直前の日本ハムとの大型電撃トレード!!
トリプルスリーに最も近い男・糸井嘉男と技巧派左腕・八木が加入する事に!

〈糸井・八木⇔木佐貫・大引・赤田の超大型トレード。先発ローテのピッチャーである
木佐貫と将来の幹部候補であり正遊撃手の大引、統一球で三割打った赤田を放出した結果、最強の男を獲得に成功!〉


当時は糸井がポスティングでメジャーに行くという話が浮上し、
日ハムと糸井が揉めた結果、放出という形でウチに来た事を覚えています!


前年最下位から浮上しようとする意気込みだけは感じつつ、開幕戦を迎えます。


〈開幕スタメン〉
1  二 後藤光尊
2  遊 安達了一
3  右 糸井嘉男
4  一 李大浩
5  指 竹原直隆
6  中 坂口智隆
7  左 T-岡田
8  三 バルディリス
9  捕 伊藤光
  投 金子千尋





・・・・・ん?








・・・・・・いわゆるダブルチャンス打線ってやつを開幕戦でお披露目。
名前だけで判断すると本当に機能しそうに見えるから恐ろしい。
ただ、当時の私はさすが森脇監督!とキャッキャしていたなぁ(´・ω・`)


結局この開幕戦は黒星なのですが。
・・・・・2010年以来開幕戦はずっと黒星スタートなのはお約束。


結局この年は開幕からずっとBクラスをさまよい、
66勝73敗5分 .475の5位フィニッシュ。


投手陣は大エースの金子千尋、弟分の西勇輝、ディクソンといった先発陣と
平野佳寿、比嘉、サトタツ、岸田の鉄壁中継ぎ陣が大奮闘。
防御率はパリーグで1位を記録するも・・・


打線が糸井、イデホ、バルディリス、そして捕手の伊藤光が奮戦するものの
それ以外の打者が軒並み不振にあえぎ、2年連続でチーム打率は最下位に(´;ω;`)


生え抜きから強打者が出てこない所に、チームとしての戦略の欠如を感じましたね。
投手偏重ドラフトも結果として悪い方向に向かう要因の一つになりました・・・



さらに複雑だったのが、とうとう星野監督率いる楽天イーグルスがリーグ優勝し
日本一まで成し遂げてしまった所。


田中将大が防御率1.27、212投球回、24勝0敗という
リアリティに欠ける圧倒的な数字を残し、
ジョーンズやマギー、則本や銀次といった中心選手が躍動。


焼野原からのスタートであるのは確かの楽天が、
たった9年でオリックスより先に優勝を果たし、
近鉄が55年戦っても成しえなかった日本一にも輝いてしまった。


あの年のマー君は文字通り神がかりの圧倒的な成績を残した為
この結果は必然ともいえるが、
これと対照的に、2005年時点で優位だったはずのオリックスは
一体いままで何をやってきたのだろう、と感じる。


戦略と運を超越した、なんらかの「負」を
オリックスから感じ始めたのはこの頃からだろうか。


次は運命の2014年です。


〈主な主戦選手の成績〉
投手


19 金子 千尋 (30)
29登板 15勝8敗 223回1/3 防2.01
最多奪三振


21 西 勇輝 (23)
28登板 9勝8敗 166回 防3.63


32 ディクソン (29)
23登板 8勝8敗 130回 防2.77


91 マエストリ (28)
24登板 7勝5敗 75回 防5.40


11 松葉 貴大 (23)
17登板 4勝6敗 73回 防4.19


60 前田 祐二 (27)*
21登板 3勝4敗 74回 防2.68


47 海田 智行 (26)
35登板 2勝5敗 78回1/3 防3.91


18 岸田 護 (32)
37登板 3勝2敗 46回2/3 防2.12


35 比嘉 幹貴 (31)
59登板 4勝3敗 59回1/3 防2.12


15 佐藤 達也 (27)
67登板 2勝4敗 78回 防1.73
最優秀中継ぎ投手


16 平野 佳寿 (29)*
60登板 2勝5敗31セーブ 62回2/3 防1.87


捕手
22 伊藤 光 (24)
率.285(410-117) 3本 40打点 OPS.693


一塁手
10 李大浩 (31)
率.303(521-158) 24本 91打点 OPS.878


二塁手
1 後藤 光尊 (35)
率.243(255-62) 3本 16打点 OPS.595


5 平野 恵一 (34)
率.313(217-68) 0本 14打点 OPS.729


2 原 拓也 (29)
率.253(154-39) 0本 8打点 OPS.612


三塁手
52 バルディリス (30)*
率.289(512-148) 17本 91打点 OPS.812


遊撃手
3 安達 了一 (25)*
率.235(395-93) 5本 30打点 OPS.615


66 山本 和作 (27)
率.226(159-36) 4本 15打点 OPS.607


外野手
46 川端 崇義 (28)*
率.244(217-53) 1本 16打点 OPS.629


9 坂口 智隆 (29)
率.230(383-88) 3本 24打点 OPS.623


8 駿太 (20)*
率.199(201-40) 3本 12打点 OPS.530


7 糸井 嘉男 (32)
率.300(524-157) 17本 61打点 OPS.852


24 宮崎 祐樹 (27)
率.223(121-27) 1本 6打点 OPS.604


指名打者
55 T-岡田 (25)*
率.222(189-42) 4本 18打点 OPS.629




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「オリックス・バファローズの歴史 2012年」第77回

家での自粛が続く今日この頃。
いやー。出かけたいですね。温泉行きたい。野球みたい。
江の島が大混雑しているというニュースを見ましたが、集団感染したいんですかね?


ふう、はやく落ち着いて欲しい・・・


はい、今日は2012年です。
前年(2011年)は勝率一毛差の4位に終わったオリックス。
悔しさをバネにAクラス、そして優勝を果たすべく大補強を敢行!


まず、韓国の至宝・李大浩を争奪戦の上に獲得!
KBOにて三冠王に輝いた事のある実績ある4番候補です!


さらにFA権を行使した西武のミンチェ、そして巨人から高橋信二を獲得!


ミンチェはベテランながら安定感ある中継ぎで、
高橋信二も巨人時代は結果を残せなかったものの、日本ハム時代にはチャンスに強く勝負強い打撃で活躍した4番経験者です!

〈左から高橋信二、ドラ8新人・川端崇儀、イデホ。川端が満塁HRを放ったシーンだ〉


そして開幕スタメン。
1  中 坂口智隆
2  遊 大引啓次
3  二 後藤光尊
4  一 李大浩
 5 指 高橋信二
 6    左 T-岡田
7  三 バルディリス
8  捕 伊藤光
9  右 駿太 
投 フィガロ


この時期はエースの金子が怪我しがちで、開幕投手はフィガロ。
ただ、開幕からパッとしない。


余りにも淡々と負けたシーズンなので、正直あまり覚えていないシーズンですね。
2011年に導入された統一球のせいでまともに球は飛ばないし、点は入らないし。


終盤に至っては岡田監督と選手間、そして球団で内紛が起き
岡田監督と高代ヘッドが電撃休養。森脇浩司コーチが監督代行に。
監督交代後は善戦したものの、57勝77敗10分 .425で最下位に。


まあ正直に言って面白くないシーズンであったが、
唯一の明るいニュースと言えば…


ドラフト8位の川端が新人ながらシーズン114本のヒットを放ち、
1985年の阪急・熊野輝光の記録に並ぶなど大活躍!
今後の活躍が期待された……程度ですかね?


次回は2013年。とうとう、あの超人がオリックスに加入します。

〈この年で引退した北川。近鉄時代の2001年に放った代打逆転サヨナラ満塁優勝決定 ホームランは語り草。勝負強い打撃でチームを何度も救った。〉


投手
西 勇輝
19登板 8勝3敗 防2.78


寺原 隼人
16登板 6勝8敗 防3.92


木佐貫 洋
24登板 5勝9敗 防2.60


マクレーン
18登板 5勝4敗 防3.91


中山 慎也
53登板 1勝7敗 防2.87


香月 良太
52登板 1勝2敗 防5.18


ミンチェ
37登板 0勝3敗1セーブ 防5.29


平野 佳寿
70登板 7勝4敗9セーブ 防2.15


岸田 護
52登板 4勝2敗18セーブ 防2.42


捕手
伊藤 光
率.205(176-36) 0本 10打点


齋藤 俊雄
率.207(92-19) 0本 6打点


一塁手
李大浩
率.286(525-150) 24本 91打点


二塁手
後藤 光尊
率.242(520-126) 4本 43打点


三塁手
バルディリス
率.264(503-133) 10本 55打点


遊撃手
大引 啓次
率.224(352-79) 6本 20打点


外野手
T-岡田
率.280(378-106) 10本 56打点


坂口 智隆
率.228(158-36) 0本 8打点


野中 信吾
率.217(120-26) 0本 7打点


川端 崇義
率.266(429-114) 2本 27打点


指名打者
スケールズ
率.262(305-80) 5本 23打点


北川 博敏
率.221(140-31) 1本 11打点



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「オリックス・バファローズの歴史 2011年」第76回

2011年。この年は本当に印象に残ってますねー。
悪名高い統一球(加藤球?)の導入。震災の影響。ユニフォームの変更。
そして、シーズン最終試合の対ソフトバンク最終決戦。


ある意味オリックス・バファローズと言う球団の宿命を感じるような、その始まりの1年だったと私はそう感じています(´・ω・`)


2005年の球団誕生から4位→5位→6位→2位→6位→5位と低空飛行気味……
この傾向は2020年の今まで続いていますが(´;ω;`)
いやー。よく見捨てなかったなぁ。愛は偉大。
この程度で見捨てたら末期南海ファンや大洋時代の横浜ファンに笑われてしまう(*'▽')


そんなわけで前年(2010年)から浮上をめざすオリックス。
まず起きたことは、前年打率.331で最高出塁率を獲得したカブレラの退団だった(´・ω・`)
もうね、いきなり4番が抜けるチームってなんなのさ。


ラロッカも2010年で自由契約になっているので、この年で
「ビッグボーイズ」は解体していますね。


この年の補強と言えば、左腕の山本省吾を横浜へ放出し
速球右腕の寺原隼人を獲得したのと、李承燁と朴賛浩のW韓国人を獲得した程度。


未知数の補強が多く、「え、やる気あんの?」と思ったのは事実ですね(笑)
そんな年に善戦してしまうのもオリックスらしいですが(´;ω;`)


〈2010年から三番に定着した後藤。前半戦はやや不振も、後半戦から巧打を量産した〉


〈開幕スタメン〉
1 中 坂口
2 遊 大引
3 二 後藤
4 左 T-岡田
5 指 北川
6 一 李承燁
7 三 バルディリス
8 捕 伊藤
9 右 駿太
投   木佐貫


この年は駿太(現在の後藤駿太)を約50年ぶりの高校生開幕スタメンに抜擢!
腰のヘルニアから復活を遂げた期待の若手捕手・伊藤もまたスタメンを張る。
少しでもイキのいい若手がいたらすぐ抜擢するのが岡田監督の特徴でした(*'▽')


ただ、統一球の影響下もあってか各打者が大不振…
特に前半戦の三番・後藤光尊は長打が出ず、李承燁にいたっては
打率が2割を切りホームランが全くでないというありさまでしたぜ(´;ω;`)


結局開幕ダッシュに失敗するも、得意の交流戦を15勝7敗2分の.682で乗り切る!


前年10勝をあげた木佐貫が統一球に対応できず不振におちいるも、
トレードで獲得した寺原、エースの金子、成長した左腕・中山慎也が穴を埋める。

〈チームを引っ張ったバルディリス。野手陣も後半戦から奮起し、交流戦の田口、
 後半戦の赤田、李承燁と時期を分けて活躍した〉


後半戦からは西武、楽天と熾烈な3位を繰り広げる!
特に西武戦では死球からの乱闘が多く、いつも揉めていたイメージがあります( ´艸`)
有名な高宮和也、西川VS西武の中島・中村の乱闘劇はこの年です。

〈オラつく中島。この年、乱闘後に「オリックスはしょうもないチーム」と言い放った。
  自陣のベンチから援護が飛び出すのを確認してからキレる所がキュート。〉


楽天が3位争いから脱落し、9月は西武との一騎打ちに。
オリックスは勝利を重ねるも、それ以上の勢いで西武が猛追。
そして、運命のオリックスVSソフトバンク、西武VS日ハムのそれぞれの最終戦。


・「西武が勝ち、オリックスが負ける」のみ→西武がクライマックスシリーズ進出
・「引き分けなど、それ以外の全ての結果となる」→オリックスがクライマックス進出


と言う本当の最終決戦。
結果は西武が勝利し、オリックスが敗北するという最悪の結果に……


この年の順位は残酷なもので、
西武(3位)68勝67負9分 .5037
オリックス(4位)69勝68負7分.5036と、一毛差でCSにでれなかったのです(´;ω;`)


「どこかであと一勝していれば、あと一引き分けしていれば」オリックスは3位でした。
何というか、まあ、この球団は……引き立て役なんだよなぁ。


次は2012年。この年の悔しさを晴らすべく大補強を敢行します☻


〈主な主力選手の成績 2011年〉


投手
寺原 隼人
25登板 12勝10敗 防3.07


西 勇輝
25登板 10勝7敗1セーブ 防3.03


中山 慎也
28登板 8勝9敗1セーブ 防2.94


金子 千尋
20登板 10勝4敗 防2.43


フィガロ
24登板 8勝6敗 防3.42


吉野 誠
50登板 0勝0敗 防1.19


香月 良太
46登板 1勝2敗 防2.12


平野 佳寿
72登板 6勝2敗2セーブ 防1.94
最優秀中継ぎ投手


岸田 護
68登板 5勝6敗33セーブ 防2.61


捕手
伊藤 光
率.156(160-25) 2本 11打点


鈴木 郁洋
率.204(152-31) 0本 7打点


一塁手
李承燁
率.201(394-79) 15本 51打点


二塁手
後藤 光尊
率.312(526-164) 8本 55打点


三塁手
バルディリス
率.267(479-128) 18本 66打点


遊撃手
大引 啓次
率.244(405-99) 1本 34打点


外野手
T-岡田
率.260(492-128) 16本 85打点


坂口 智隆
率.297(590-175) 3本 45打点
最多安打


田口 壮
率.273(198-54) 0本 15打点


指名打者
赤田 将吾
率.305(226-69) 0本 17打点


北川 博敏
率.258(159-41) 1本 17打点





ご観覧ありがとうございました。
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